コーヒー毎日飲んでいますか?
コーヒーが脳の老化スピードを抑制する可能性があるとしたら、
今よりもっと飲もうと思いますか?
高齢になると当然の事ながら、若い時より記憶、学習が低下していきます。
シナプス(神経情報を出力する側と入力される側の間に発達した、情報伝達のための接触構造)の伝達効率が状況に応じて変わるのが、シナプス可塑性で記憶、学習の基盤とされています。小脳のシナプス結合が持続的に強くなる長期増強は若いと起こりやすく、高齢になるとほとんど起こりません。
老化には活性酸素が関わっていて、これに効くとされる抗酸化物質のクロロゲン酸があり、
これはコーヒーに含まれる物質です。
活性酸素の悪影響をクロロゲン酸が緩和するかの実験が行われ、
良好な結果を得る事が出来ました。
しかしこれはマウス実験の結果です。
クロロゲン酸をマウスに与えた量を人に置き換えると、一日12Lだそうです。
すごい量です。無理です。
とはいえ、コーヒーは体によい影響がある事が示唆されているのも事実です。
おいしいコーヒーで健康になっていきたいものですね。