1846年ボストンでジェームスカーターが開発した
「引き出し式」焙煎機は成功を収めました。
それまでの焙煎機は、円筒形をした金属製の釜の中にコーヒー豆を入れ、
かまどの上で回転させながら焙煎し、
終了後は二人がかりで火からおろし豆を取り出していました。
これに対してカーターは、かまどの横にいくつか穴を開け、
そこにドラムを挿入して焙煎し、終わった物から「引き出す」焙煎機を発明しました。
さらに次の成功した焙煎機は、1864年ニューヨークのジャベズ・バーンズが開発した
「バーンズ焙煎機」です。
前面に焙煎豆の排出口があり、焙煎の進行中でも操作者が判断した時点で、排出口から自動的に焙煎豆を取り出す機能を備えていました。
これによりドラムをかまどから取り外すことなく、焙煎が終わった豆を取り出し、次の生豆を
投入する連続焙煎が出来るようになりました。
これが現在も使われているドラム式焙煎機の元祖にあたります。
今はコロナで新しい生活様式や新しい技術が出来ていますよね。
個人的には体温計の種類の多さにビックリしています。
私が知らなかっただけで、昔からあったのでしょうか?
おでこで体温測ってから入店する風景など違和感をおぼえますが、
変化に柔軟は対応が出来ない歳になってしまったからこそ、
より気を付けて変化を受け入れて行かなくてはいけません。
次はどんな技術がうまれるのでしょうか?