コーヒー飲用の有名な昔話にカルディのお話があります。
13世紀頃の話ですが、エチオピアでヤギ飼いをしていたカルディは、放し飼いにしていたヤギが陽気に騒いでいるのを不思議に思い、しばらく観察していた所、ヤギ達がみな赤い木の実を食べているに気が付きました。
そこで、ものはためしとカルディもその実を口にしてみたのです。
すると全身に活力が沸いてくることに驚いたカルディは、修道士の元に駆け付けこの事を伝えました。
修道士は夜通し行われる祈りを襲う睡魔に打つ勝つことが出来るのではないかと考えます。
結果は効果が認められ、秘薬として広まって行きました。
この話を聞くたびにいつも思うのが、こんな作用があるなら、
私はあまり眠らない上に、常に興奮している変なおじさんになってしまいます。