無理があるな~

鎌倉 由比ヶ浜 SJOCOFFEE

1637年の書物に書かれている記録には、「カーヴェ水(コーヒー)を過度に飲用すると、肉体的快楽をまったく失うはめになる。タメルランの前にペルシアを統治した王、スルタン・マフムト・カスニンの例をあげよう。この王はカーヴェ水を常用する様になり、妻を忘れ性生活を嫌ったので王妃の不興を買った。ある時王妃は窓に腰掛け、種馬が去勢を前に抑えつけられているのを見て、その訳を尋ねた。これ以上雌馬にのりかかったり種付けしたりしないよう、雄馬の欲望を抑えるのが目的なのだと率直に説明を受けた王妃は、そのような手段は無用であり、雄馬にあの不届きなカーヴェ水を飲ませるだけで、すぐ王のようになるとの意見を述べた。」

このいまわしい話は、ドイツ人に何世代にもわたりコーヒーの常用を思いとどまらせ、ビールやワインの商人、その他のコーヒー反対論者の意見を支持する為に使われた。

 

18世紀頃まで朝食にビールは定番だったので、ナイスで最高の飲み物、コーヒーが出て来たら困るでしょうね。

           そして、王妃の皮肉がなかなか吐き捨てている感じがして、面白いのではないでしょうか。