ポスト③

鎌倉 由比ヶ浜 SJOCOFFEE

18975月には、コーヒーを揶揄した広告により売れ行きは爆発的に伸びました。

コーヒー心臓やコーヒー神経痛、脳神経衰弱などの警告、またある広告では「絶え間なく落ちる雫は石を穿つ。ことによると、あなたの体の中にも穴が開きかけているかもしれない….試しに10日間だけコーヒーをやめて、ポスタム穀物コーヒーをお飲み下さい。」

または「そのせいで仕事の時間が減っていませんか。活力が衰えていませんか。そのせいで、あなたは雑種の群れの中に押しやられ、あなたが持っているかもしれないサラブレットの血が弱められ、富と名声を得るためのあなたの努力が無駄にされていませんか?」

などのネガティブ広告、さらにコーヒーは食物ではなく、強力な薬物であり、「日常的な摂取は、遅かれ早かれ、どんな丈夫な男性や女性の健康をも蝕み、胃や腸、心臓、腎臓、神経、脳……を侵す」と恐怖に訴えた広告でした。

 

つづく